【レビュー】革手袋は老舗のDENTSから選びたい。スマホ対応の使い心地も解説

先日から冬物レビューが続くが、今回はDENTSの革手袋を紹介したい。

手袋の種類は色々あるが、自分としては、冬の装いにはコートなどキレイ目な服装をすることが多いので、よりコーデにマッチする革手袋を選びたいと思っている。

今まで使っていた革手袋には、色々と不満点があったので、それを解消してくれる新しいものを探していた。そこでDENTSに白羽の矢が立ったので、購入してからの使用感をレビューしていきます。

DENTSのブランド説明

1777年から手袋を作り続けているイギリスの老舗ブラント。それがDENTS。
2016年には、ウェールズ皇太子殿下から英国王室御用達の証であるロイヤルワラントを授与されているため、品質も王室が保証してくれていると思って良いはず。

それと、着けていることを忘れるくらいのフィット感から「シークレットフィット」と呼ばれ、着け心地に定評があるDENTSの代名詞にもなっている。

商品スペック

ブランド名	DENTS
モデル名	HENLEY
色	Black
サイズ	L
表地	シープレザー(羊革)
裏地	ウール50％,アクリル50％

商品レビュー

デザインについて

最初に全体的なデザインからレビューしていこうと思う。
まず、綺麗な革を使っていて全体的に高級感が漂っている。
表地には羊革を使用しているので、触ると柔らかさが感じられる。ゴツゴツとした印象はないので、キレイ目な服装にバッチリ合いそう。
あとは、甲部分にある3本ラインのステッチと、スナップボタンもアクセントになっていてかっこいい。

着用感について

自分は手が大きいから、サイズはLを選んだ。指先までしっかりと包み込んでくれて、「なるほど、これがシークレットフィットか」と思わせてくれる。
先述したように使われている革が柔らかいので、指を曲げたりしても違和感はなく、小さいものを取ったりするのも問題ない。

少し手のひら辺りにゆとりが出来たので、もしかしたらサイズはMでも良かったかも。
革手袋は使っていく内に多少伸びてくるので、これから購入する人は迷ったらワンサイズ小さめが良いと思うよ。タッチスクリーン操作も、ピッタリ目の方が絶対に操作しやすいと思う。

防寒性について

革手袋の着用シーンは、冬の街歩きを想定してレビューしていきたい。
結論から言うと、20分程度の室外での着用では、防寒性は問題ないと思う。

裏地は、ウール50％,アクリル50％の混紡となっていて、そこそこ温かさを保ってくれてる。
購入当初は、少しこのライニング部分にガサガサとした肌触りを感じられたが、2,3回着用することで毛羽立ちが抑えられたのか気にならなくなった。
ライニングの質感に拘りたい人は、カシミヤ100%のモデルを選ぶのが幸せになれるはず。

あとは、表側の革とリブ部分の絞り込み部分が風をガードしてくれるから、風が入ってきて冷たいといったことは起きなかった。

反面、長時間外で活動する場合には、もう少し保温性が欲しいとなってくると思うが、
そんな時な迷わずアウトドア系手袋を買ってほしい。何事も得手不得手がある。

タッチスクリーンの感度について

これが買い替えの一番の理由だった。
今までは外で連絡を確認したい時に、手袋を外さなければならなくて、もうその度に寒くて何で手袋しているだっけって気持ちになってた。
寒くない室内でも結局外さないといけなくて、何ならそれも面倒だったから、着けたままスマホが使いたかったんですよね。

DENTSはちゃんと反応する！しかも全指。
期待してなかったフリック入力もストレスなく出来る・・・感動しました。

操作感に影響するので、サイズ感についてはジャスト or 迷ったらワンサイズ下選んでください。何度でも言います。

あとは思いがけない便利だなって思った場面があって、それはコンビニとかの決済時のタッチパネル操作です。
買ったものをカバンに入れて、財布出して・・・と、それなりに手作業が発生する時に、手袋を脱ぐ工程がなくなったので、スムーズに作業に移行することが出来るようになった。個人的に、ベストオブ買って良かったポイント。

デザイン面で言うと、スマホ対応手袋でよく見られる、指先だけ切り替えがある意匠もないので、この辺りもすっきりしていて気に入っている。

今までの革手袋との比較

あとは今まで使用していた革手袋と比較して、違いを感じた点をまとめておこうと思う。
先に断っておくが、今までの不満点を解消するために、今回の購入を決めたので、基本的にはDENTSが良いといった結論に落ち着いている。（値段も倍以上違う）
かと言って、先代を貶めるためのものではなく、単純にどう違うのか見ていくのが主目的であることを付け加えておきたい。まずは、これまで一緒に戦ってくれた先代に感謝。ありがとう。